2011/07/27

オラの旅~スペインとフランスをつなぐエリプソスにのって~

「オラ」とは、スペイン語でこんにちはを意味するあいさつです。

街中ではオラ!オラ!とあいさつがかわされています。

オラがスペインでの合言葉です。


「オラの旅」は、スペインの街を中心にしてフランスへと国境を超えるヨーロッパ旅行記です。

今回はエリプソスという、スペインとフランスをつなぐ夜行列車に乗って国境をまたぎました。


■大まかな軌跡

成田空港@日本

マドリッド@スペイン

トレド@スペイン

マドリッド@スペイン

パンプローナ@スペイン

バルセロナ@スペイン

エリプソスでフランスへ

パリ@フランス

モンサンミッシェル@フランス

レンヌ@フランス

ルマン@フランス

パリ@フランス

成田空港@日本


スペインの古都トレド


■ スぺイン旅行記 目次


















11日目:最終日

ところで、パリもスペインもそうだけど、

地下鉄とか電車の中で、クラリネットやトランペットの演奏したりするのがビビる。

結構混んでても、吹きだすので、驚く。(むしろ人が多いほうがいいのか。)

アンプを持ち込んで、カラオケみたいに歌う人もいる。

すごい文化やな。


回りの乗客もなれっこで、平然とした感じ。

ふ~ん。

日本でやったら、クレームの嵐になりそうやけどね。。




朝起きて、まず北駅(GARE DU NORD)へ向かう。

北駅




北駅から電車にのって、シャルル・ド・ゴール空港へ。


エールフランス


あとは、成田空港まで11時間。


スペインからエリプソスにのってフランスをまたぐヨーロッパの旅もおわりだ。

日本からユーラシア大陸の反対側の国は、刺激的だった。

歴史的だったし、芸術的だった。

こんなに建築を意識したことはなかった。


駆け抜けたので、まだ頭の中が帰国モードになっていない。

さみしい気持ちが残る。

一応、写真を撮りにいったのだが、まとめる自信がない。


次にヨーロッパに行くのはいつになるだろう。


オラ!があいさつのスペイン。

熱い国だった。

オラ!は、発音しやすかった。

グラシアス!も多分通じたと思う。


次にグラシアスというときは、もうひとひねり大きな声で言えると思う。

では、また日常に戻る。


オラの旅、グラシアス!

番外編:チュロスとチョコレート

スペインの名物の一つに、チュロスがある。

チュロスはちょいちょい街中でもみかけていたので、食べたいなーと思っていた。


↓これね。チュロス。

チュロス

さて、本場のチュロスはどんなもんじゃい、と「パクり!」


あれ?


甘くない・・


おかしいな。。


日本のチュロスは、ドーナツみたいに甘いのに。。



チュロスの話はいったん、おいといて、


スペインのバル(食堂)でよく飲み物に、Chocolateがあった。

飲み物にチョコレート???

変な国だな~


っと思っていたら、どうやらココアみたいな飲み物らしい。

ホットチョコレートともいう。


日本で、チョコレートというと、明治かロッテの固形のお菓子だ。

スペインでは違うらしい。。


で、チュロスに話は、もどって、

どうもこのチュロス、ホットチョコレートにつけて食べたりするみたい。

駅の朝ごはんとかで、おっちゃんとかがつけて食べてるのをよくみる。

日本でも、女子高生とかに受けるんじゃないかな~


どうりで、チュロスだけだと甘くないわけだ。

まあ、食べたけど。


カフェにて

ちなみに主食はパンです。

こちらは、チキンをはさんだパン。

ハムとチーズのパンは、飽きてきたので、チキン。

スペイン語がまったくわかりずらいので、たのみづらい。

文字もさっぱり。。。英語とだいぶ違う。

チキンのパン

10日目その2:Paris

レンヌ、ルマンを経由して、鉄道でパリのモンパルナス駅に到着。



パリは、なんだかんだ街をみていなかった。

で、今日はパリ観光。


凱旋門

パリの街

エッフェル塔

セーヌ川


有名なものが、ゴロゴロある街やなー。

凱旋門、エッフェル塔、セーヌ川。

ルーブル美術館に、オルセー美術館に。


昔の芸術家たちは、この街で、エネルギーをぶつけたんだろうなあ。

歴史ある美術。彫刻。

なんかパワースポット的なエネルギーが体にしみてくる。


パリは雑多で、治安が決してよいところばかりではなさそう。

イメージも決してきれいなものばかりではない。

しかし、この名所たちは広々として、さすが堂々たるものだ。

夕方のセーヌ川は、今日もゆったりと流れる。

(夕方っていっても夜8時ぐらい・・・)


パリは都会だ。

良くも悪くも都会だと思った。




今日のごはんは、フランス料理ではなく、ピザとケバブ。
(写真がわかりづらくて、すみません。)


ピザ

ケバブ

ホテルにいくと、予約したはずなのに、予約が入っていないなどと

フランス人のオヤジにいわれるトラブルに遭遇したが、無難に部屋確保。


予約確認書をもってきたじゃんかよー。

へいへい。どないやねん。ボンジュール。



ドタバタしたが、オラの旅も終りがきた。

初体験が多かったので、とまどうこともあったが、非日常に出会えたと思う。

明日、日本へ帰る。

10日目その1:モンサンミッシェルからパリへ

朝、再びモンサンミッシェル鑑賞。

壮大だ。昨日と違って、満潮になってる。



↓こちらは、ホテル。メルキュール。

ホテル メルキュール

メルキュール室内

モンサンミッシェルの近辺は草原で何もなく、

最寄りの集落まで、歩いて2kmぐらい。

2kmというと、結構遠い気がするけど、モンサンミッシェルを見ながら、

だんだん近づいていくと、距離も感じない。

(メルキュールのホテルの前の通りから、バスもでてます。)

近くにスーパーあるので、便利。



本日は、モンサンミッシェルからレンヌ、ルマンを経由して、パリへ戻る。

レンヌまで1時間30分。

日曜というのもあるが、レンヌは静かな町だ。

石畳の通りは、スペインの古都をも彷彿させる。


レンヌの小道


古都はいいね。

お昼に、パン屋を訪問。

フランスといえば、パンでしょう!

スペインのときから、パンだったけど。









パンがう、うまいっ!

この店がうまいのか。レンヌの標準レベルなのか。。

ちなみに、駅からまっすぐの道を10分ぐらいすすんで左手側のLE FOURNILという店。

(まあ、そんな説明されてもって感じだとは思いますが、、近くにお立ち寄よりの際は・・)


その後、2時間ほどかけて、ルマンへ向かう。

ルマンはさらに小さい町で、町を走るトラム(チンチン電車)1本で、端から端までいけそう。

サーキットが有名らしいので、トラムにのって、ちょっと拝見。


レンヌとルマンは、ちょっと寄っただけで、目的地のパリへ。


夕方だけど、夜まで日が暮れない時期のヨーロッパなので、

旅行者には時間があっていい。

オラ、ボンジュールの旅。

まだ、続く。

9日目:モン・サン・ミッシェル

パリ着。

朝9:00。


そのまま、パリは立ち止まらずに、TGV(フランス国鉄の高速列車)にのって、レンヌへ。

レンヌも目的地ではなく、バスで次へと向かう。

目的地は、1979年に世界遺産に登録された「モン・サン・ミッシェル」。

サンマロ湾に浮かぶ修道院だ。


この日は、天候が悪く、薄い霧がでている。

バスはそれでも進む。

50人乗りの大きなバスだが、乗客はほとんどいない。

田舎町の風景をしばらく走り、だいぶ奥地へきたなあ、と思い始めたころ、



遠くのほうに、霧がかかったモンサンミシェルがぁあ!

モンサンミッシェル


うっすらと、輪郭だけが見える。

いつもよりも神秘さが何倍か増してるんでないか!?

ぼんやり、モンサン。



モンサンミッシェル


近づくとこんな感じ。

また不思議なたたずまいやな。

神秘的。

くっきり、モンサン。



モンサンミッシェルの中

モンサンミッシェルの中

モンサンミッシェルからみた景色


なかなか、豪勢なものを昔の人は作ったものだ。





夜のモンサンミッシェル。

ライトアップされているので、うつくしい。

ひっそり、モンサン。


今回の旅のクライマックスを迎えた。

世界遺産の修道院、モンサンミッシェル。


オラの旅は、フランスに入り、「ボンジュール!」と「メルシー!」に合言葉が変わった。

オラ、ボンジュール!の旅は、もう少し続く。

2011/07/26

8日目その2:エリプソスにのって

当初からもっていた疑問。スペインらしさってなんだろう。

そんな疑問もちょっとずつつかめてきた気がする。



・ 髪は金髪で、長いソバージュ。

・ 男との人は、後ろで束ねる。

・ 時間にはわりと正確。

・ 建築が芸術的

・ ひたすらスペイン語

・ たまにギター

・ たまに牛

・ パエリア

・ ときどきチーズとパン

・ しょっちゅうアイス

・ またハムとパン

・ コーヒーとオレンジジュース

・ やっぱりパン


・・・・やっぱりつかめてないかも。スペインらしさを。。


やはりパエリアですかね。

パエリアとガスパチョ

ああ、ガスパチョもあったね。スペイン料理。


夕方から、夜行列車であるエリプソスにのるためにフランサ駅へ。













ゆったり席で、寝ておきたら、朝にはフランスのパリ。

ハミガキセット、タオルケット、アイマスク、耳栓などが配布される。





いよいよスペインとはサヨナラだ。

スペイン、グラシアス!






フランスに入っても、もう少しオラの旅は、つづく。

8日目その1:バルセロナの海辺へ

まだ、バルセロナ。

バルセロナ3日目です。

無事に晴れ、25℃ぐらいまで気温が上がってきた。


まずは、サッカーFCバルセロナ(バルサ)のスタジアムあたりを散歩。


カンプ・ノウ・スタジアム

スタジアムの回りには、少年たちや大人たちがいっぱい。

サッカーが大人気だ。

サッカーファンではないけど、次のワールドカップは間違いなくスペインを応援する!

バルサ!バルサ!


ちなみに、9万8000人も収容できるでかいスタジアムらしいよ。へえ。でかいね。


次は、マドリッドやトレドでは味わえなかった海辺へ。

バルセロナならではの海沿いへ、じょじょに近づく。


その前に、サン・ジュセップ市場を訪問。

サン・ジュセップ市場

サン・ジュセップ市場

とりあえず、パクパク。買い食い。

↓ キッシュ。



↓ ラップロール。



↓ アイスをペロペロ。





サン・ジュセップ市場は、マドリッドの市場よりも比較的買いやすい。

食全般は、バルセロナに軍配があがるね。


次に、、ようやく海辺へ。


バルセロナの海辺


バルセロナのカモメ

バルセロナの街は奥が深い。

結構、歩いてまわったつもりだが、街全体が広い。

同じバルセロナでもそれぞれ違う風景をのぞかせる。

古風な建築ばかりでもないようだ。


次は、フニクラというケーブルカーにのって、ちょっと標高の高いところへ!


フニクラというケーブルカー


オリンピックスタジアム


ケーブルカーで登りついた先は、モンジュイックの丘という小高いところへ。

景色がいい。

そして、うわさのオリンピックスタジアムへ。

広いなあ。


夜はいよいよエリプソスにのる。


オラの旅は、続く。


7日目:雨のバルセロナ

バルセロナにきて、翌日。

雨。

さむい。


スペインでは、ずっとカンカン照りだったので、雨なのがめずらしいくらい。

バルセロナの街は、スペインの建築物の集大成のように、

あちこちに驚くような建造物がたっている。


ホテル近くのサンパウ病院(リュイス・ドメネク・イ・モンタネール作)などもそうだが、

スペインの彫刻には感銘を受ける。



サグラダファミリア聖堂の中


1882年に着工されたサグラダ・ファミリア聖堂は、アントニ・ガウディが手掛けた世界遺産。

2020年~2030年には完成といわれている。



カサ・バトリョ

カサ・バトリョもガウディ作の世界遺産。


ちょっと移動して、ドメネク作の世界遺産。カタルーニャ音楽堂。


カタルーニャ音楽堂


カタルーニャ音楽堂


結構、上り坂をのぼっていき、、

てくてく。。





グエル公園に到着。こちらもガウディ作。


グエル公園

芸術的建築家の街だ。

バルセロナのイメージがまた、染まっていく。


オラの足は、ふらふら。

オラの旅は、つづく。

2011/07/25

番外編:スペインのトイレ

番外編です。

スペインで気付いたこと。


トイレ(特に公衆トイレ)の大のほうの個室の話だけど、

ドアの下が短い。


まあ隙間が空いているというレベルではなく、30cmぐらい空いているから、

子供が下からのぞいたら、完全にみられそう。

ビクビク・・・

いまのところ、その経験はないけど。



あと、トイレで手を洗う時、

自動で水が流れるのがほとんどだが、流れる時間が長い・・


日本だとたまに短すぎて、何回も手を出したりひっこめたりするときがあるけど、逆。

なんか停止のボタンあるのかな~ってずっと思ってた。

なかなか止まらない。ジャーって流れたままだから、その場を離れにくい。

手を乾かす乾燥機もおなじで、なかなか止まらない。

不思議だ。

6日目その2:バルセロナ

夜の22:00にバルセロナに到着!あつい。


高校時代に世界史を選択しなかったあまりに、世界の知識が相当ないです。

ヨーロッパ、、ましてやスペインなんていわずもがな。

バルセロナって、スペインなんだぁ・・っという残念なレベルです。


バルセロナと聞いて、バルセロナオリンピックしか知りません。

当時、田村亮子さんの柔道漫画のYAWARAを読んでいたので、

ぎりぎり、バルセロナの名前は把握。。


なんせ、地球の歩き方は、「マドリッド」までしか買ってなかったので。。。。


バルセロナは、他のスペインの街ともまた違う雰囲気で、おもしろい。

この時間、真っ暗ですが。。

店が多くて、メニューのバリエーションも多い。マドリッドではあまりみかけなかったパスタとかもある。

ミニスーパーも夜遅くまで開いてるし。すごい。

暮らしやすそう。


夜なので、急いでホテルの最寄駅の「サンパウ」まで到着。

メトロの階段をあがって、歩きだすと、


あ”あ”っーーー


あれは!??


「サグラダファミリアだ!!」


(かの有名な)サグラダファミリアが見える!!



夜おそかったが、その分、ライトアップされていて、魔女の要塞のような異彩を放っている。

すさまじいオーラだ・・・


これはびびった。


サグラダファミリアの最寄駅は、サグラダファミリア駅というのがあるけど、

隣駅の「サンパウ駅」(サンパウ病院前)から一駅分の近さだ。


ホテルにチェックインしてすぐ、ガウディ通りをまっすぐ一駅分歩いた。

ガウディさん作のサグラダファミリア。

一体、この建物の衝撃は、何なんだ!!

サグラダファミリア

正面から

今日は遅いから、おやすみなさい。

(帰って、ホテルのベランダからもサグラダファミリアが見えた・・すごいね・・)



オラの旅は、つづく。

6日目その1:牛追い祭

パンプローナ。

昨晩は相変わらず、撃沈で、早々に起床。

AM8時開始の牛追い祭りに間に合うように、ホテルを出発。



街中は大変なことに!!すごい人!

スペインのテレビ局とかマスコミもたくさん。



遠くから、ワーッと掛け声が聞こえて、

牛を追う選手?!がメインストリートをどんどん走ってくる!!




はしる!はしる!


すると、




牛が!

牛が走る!デカイ。


安全のために、メインストリートの回りは木の柵が頑丈に設置されてます。


15分ぐらいで、走り切り終了。結構はやい。

街の中の柵や杭は、どうなってんだろう。

牛追い委員会みたいなのがあるんだろうか。

しかも柵の撤収もはやい。



オラの旅も、中盤をむかえた。

日本には帰りたくない。

そういえば、この祭りで日本人はあまり見なかったなあ。









そのあとはまた祭りの始まりです。


こちらは、闘牛場でのアトラクション。



闘牛場


平日なんやけど、この辺の人は、この週間は休みなのかな。。

まあ、お盆みたいなもんかな。


パンプローナは完全に特別なイベントで、特設トイレや特設荷物あづかリ所とかあるので便利。

パンプローナも今日でサヨナラ。

次は、4時間かけて、バルセロナへ!


オラの旅は、つづく。

ヨーロッパ旅行記 おすすめ情報(PR)